【ソフトウェア】

Shockwave登場2周年
Flashがもっと使いやすくなる

■URL
http://www.macromedia.com/jp/software/flash/

 Macromedia社は、JavaアプレットとしてShockwave Flashを表示できる「Shockwave Flash Java Player」と、HTMLのコーディングを自動的に行なってくれる「Flash Aftershock」の正式版をリリースした。上記のWWWページよりダウンロードできる。

 Shockwave Flashは、表現力が豊かでデータ量も少ないため様々なサイトで採用されている。しかし、プラグインもしくはActiveXコントロールの供給がWindowsとMacintoshに限定されており、UNIX上では見ることができないという問題があった。こうした問題をクリアしたのが「Shockwave Flash Java Player」だ。

 インストールした場所に「Flash Player Java Edition」というディレクトリが作られるので、WWW上に公開する際には、このディレクトリ内のファイルをサーバーにコピーしておく必要がある。この作業は「Flash Aftershock」を使えば容易に行なえるだろう。

 その「Flash Aftershock」だが、こちらはShockwave Flashファイルを作成した後、WWW上で公開するまでの作業を軽減してくれるツールだ。OBJECTタグやEMBEDタグの書き出しのほか、閲覧しているWWWブラウザーを検知するJavaScript、ムービーを実行できない時に表示させるGIF画像の作成などを自動的に行なってくれる。もちろん、Java Player向けのコーディングも可能だ。

 いずれも英語版だが、編集部で試してみたところ、日本語環境でも特に問題なく動作した。

 昨年1年間でダウンロード数が3,700万に達したというShockwave(Director用を含む)。先月には、1週間あたり100万を超えるダウンロード数を記録したという。登場から2年、ブラウザー戦争を尻目にしっかりとインターネットユーザーの間に定着したShockwave。便利になり、ますます面白いコンテンツが出てくることを期待したい。

('98/1/21)

[Reported by yuno@impress.co.jp / ROKO]


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