【業界動向】

「オンラインショッピング経験者が増加」日経BP社がユーザー調査の結果を発表

■URL
http://www1.nikkeibp.co.jp/NMM/9801/nmmq5.html

 株式会社日経BPは、日経マルチメディアのホームページで実施したアンケート「第5回インターネット・アクティブ・ユーザー調査」の結果を発表した。調査は、'97年11月19日から12月2日までの2週間に渡って日経マルチメディア誌のホームページ上で実施されたもの。有効回答数は5,311。

 結果で興味深いのは、「インターネットショッピングに対する経験と意識」に関する項目で、全回答者の40.7%が「すでに買い物したことがあり、今後も利用したい」と回答している。40%を越えたのは同調査開始以来始めてとのこと。また、そのうち20%は「10回以上のインターネット・ショッピングの経験がある」と回答している。なお、オンラインショッピング未経験者に対する質問「インターネットでショッピングをしていない理由」では、「セキュリティ面などで不安を感じる」「ほしい商品が売られていない」といった回答が上位に並んだ。

 また、プッシュ型情報提供サービスについては、59.73%が「使ったことがない」と回答。また、ソフトについては「Active Channel(22.93%)」、「PointCast(21.36%)」、「Netcaster(5.09%)」「BackWeb(1.24%)」(プッシュ型ソフトを使ったことがあると答えた人による複数回答)の順で利用者が多い。

 ほかに興味深いのは「インターネットへの接続形態」で、電話回線によるダイヤルアップ接続は'96年12月の調査以来減少しているのに比例して、ISDNによる接続は増加している。ISDNの同番移行もあり、INS64へのシフトが加速しているものと思われる。

('98/1/22)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / sakataku@NetLaputa.ne.jp]


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