■URL
http://www.accton.co.jp/TalkingHub/index.html
http://www.accton.co.jp/news/news/thubpress.html
アクトンテクノロジィ株式会社は、人気声優の声でトラブルを知らせるという一風変わったイーサネットハブ「TalkingHub(FastEtherHub-8se EX3008e-TX)」を発表した。300台の限定発売で2月上旬出荷開始。価格は78,000円。
TalkingHubは、100BASE-TXのインターフェイスを8ポート備えた製品で、サイズは幅273×奥行き166×高さ43mm、重量1.61kgとなっており、操作方法や障害報告、接続状況など音声で知らせるという特長がある。同社では、英語版の製品を一時期発売していたが、日本語化を進めるにあたりインパクトのあるものとして人気アニメ声優の声を採用することに決めたという。
そこで、同社が採用したのが、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流・アスカ・ラングレーの声などで知られる声優の宮村優子。同製品にトラブルが発生した場合などに「冷却ファン異常停止」「1番ポート、リンク不能!」など7種類の警告が宮村優子の声で発せられる。現在、同社のホームページでは、警告のうち「システム起動を確認」「ネットワークの負荷が上昇中」の2種類の音声サンプルを聞くことができる。なお、機械本体は音声テストができない仕様になっており、「声」を聞くには実際にトラブルを起こす必要がある。声を聞きたいばかりにわざと不要なトラブルを起こす人も現れそうだ。
「新世紀エヴァンゲリオン」は、'96年にテレビ放送されたアニメ番組で、熱狂的なファンを持つアニメ。関連商品にプレミア価格が付くものもあるなど人気は根強い。同社では、今後シリーズ化も検討しており、近日中にホームページ上で「どんな声優を採用してほしいか」など、一般ユーザーに向けたアンケートを実施するとのこと。
('98/1/26)
[Reported by okiyama@impress.co.jp ]