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【業界動向】

MicrosoftとNTTパーソナル中央
Windows CEで32Kデータ通信を容易に

■URL
http://www.microsoft.com/japan/info/releases/0128ntt.htm
http://www.nttphs.co.jp/chuo/news/10_01/newsl48.htm

 Microsoft社とNTT中央パーソナル通信網株式会社は28日、Windows CE向けの32Kデータ通信(PIAFS)プロトコルスタックを今夏を目処に開発していくことで合意したと発表した。

 PIAFSのプロトコルスタックが標準で組み込まれることで、Windows CEを搭載したPDAでは、従来その処理に必要だったPCMCIAカードがいらなくなる。これにより消費電力が抑えられ、製品の小型化も可能になるという。ただし、これまでのようなPCMCIAカード型ではないにしろ、PHSに接続するためのコネクターは必要だ。今のところ、コネクターの形状は決まっていない。

 NTTパーソナル中央では、実用化試験中の位置情報サービス(本誌'97年9月10日号参照)などに応用していくとしており、家電製品などにPHSを組み込むことも想定しているという。

 両社は、シアトルにあるMicrosoft本社構内にテスト環境を作り、試験を重ねていく。

('98/1/28)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH / hiroshi@loop.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp