郵政省は4日、NTTが認可申請している市内通話割引サービス「タイムプラス」について、「1998年内のできるだけ早い時期に全国へ展開する」ことなどを条件として認可することを決めた。
先月「他の事業者との関係で公正競争などの問題がないか慎重に議論すべき」としていた電気通信審議会電気通信事業部だが、4日に再審議を行ない「認可が適当」とする答申を提出。郵政省はこれを受けて認可の決定を下した。
また、「競争者と対抗する地域だけ安くするのは競争政策上好ましくない」(本誌1月29日号参照)としていた公正取引委員会も同日、「今の時点で独占禁止法上問題ない」と見解を修正した。
('98/2/4)
[Reported by yuno@impress.co.jp]