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【規格】

身障者にもネットサーフィンの楽しみを
W3CのWWW制作ガイドライン

■URL
http://www.w3.org/TR/WD-WAI-PAGEAUTH
http://www.w3.org/Press/1998/WAI-Guide

 W3C(World Wide Web Consortium)は3日、身障者向けのWWWページを作るためのガイドライン「WAI Accessibility Guidelines: Page Authoring」のドラフトを公開した。

 このガイドラインは、12月18日に正式勧告されたHTML 4.0をベースにしたもので、全てのWWW制作者がその対象となる。例えば、IMGタグに必ず「alt」を記述しておくことなど、ちょっとした心遣いをするように呼びかけている。このガイドラインに従い、画像や音声、テーブル、フレーム、入力フォーム、リンクといった要素の配置を適切に記述し、身障者にも容易にWWWブラウジングを楽しんでもらいたいとの願いが込められている。

 なお、これを作成したWAI(Web Accessibility Initiative)では、身障者でも情報の発信が容易にできるようにと、オーサリングツールの仕様に関するガイドラインも作成中だ。

('98/2/4)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp