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【業界動向】

IPAが'98年1月のウイルス被害届け出状況を発表

■URL
http://www.ipa.go.jp/SECURITY/txt/9802.html

 情報処理振興事業協会(IPA)は、'98年1月分のコンピュータウイルス被害届出状況を発表した。発表によると被害届出は248件で、'97年12月の調査結果134件から増加した。

 1月に届出のあったウイルスは24種類。届出件数の多いウイルスはマクロウイルスの「ExcelMacro/Laroux」が116件、「WordMacro/Cap」が88件となっている。被害台数の最も多かった届出は、パソコン127台に「WordMacro/Cap」が感染したケースと100台に「ExcelMacro/Laroux」が感染したケースで、それぞれ1件ずつ届出された。

 感染経路別では、「電子メールにより感染したケース」が111件と最も多く、次いで「外部からの媒体で感染したケース」が51件となっている。同協会では、メールにより「MS word」の添付ファイル、「Excel」の添付ファイルを受信した場合は、ウイルス検査後使用することがウイルス対策上極めて重要であるとしている。

('98/2/9)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp