株式会社アプリックスは、Javaプログラムの実行速度を高速化する技術「FTT」を開発したことを明らかにした。
FTTは、カリフォルニア大学バークレイ校やスタンフォード大学で研究されているRISC CPUの高速化技法をもとに同社が独自開発した、JavaVMなどに適用するソフトウェアCPUを高速化する技術。Pendragon Software社の「CaffeineMark 3.0」を用い、汎用のRISC CPU上で計測した結果、Sun Microsystems社のJavaOSより6倍以上も高速だったという。
同社では、FTTをJTRON仕様のJavaOS「JBlend」に実装し、国内外の半導体メーカーや、PDAや電話などの携帯機器メーカーなどにライセンスしていく予定だ。
('98/2/12)
[Reported by yuno@impress.co.jp]