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【電子商取引】

地方銀行で初めて、大垣共立銀行がバーチャルモール

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http://www.okb.co.jp/

 岐阜県に本拠を置く地方銀行、大垣共立銀行は、電子決済システムを取り入れたインターネット上のバーチャルモール「Kix Avenue」を5月18日より開始すると発表した。

 Kix Avenueは、地場企業の製品を販売する電子ショッピングプラザ、会員向けに講演会の受け付けや情報提供を行なう会員向けプラザなどからなる複合モール。関連会社である共立総合研究所が運営し、大垣共立銀行が決済を担当する。代金の支払いは預金口座からの引き落としとクレジット(UCカード)による電子決済に対応。電子決済システムにSECEを採用し、日本認証サービスが本人認証を行なう。

 このような電子決済システムを取り入れたモールは、地方銀行が単独行で提供するものとしては全国で初めて。大垣共立銀行は早くからインターネットを利用した電子決済実験を行なっており、2月16日にはSECEを用いたインターネットバンキングサービスを本格的に開始(これも地方銀行として初めて)。今後は、商品の受注・決済・配送までをインターネット上でシームレスに提供するサービスを目指すとしている。

('98/2/16)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp