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【新製品】

レイアウトしたドキュメントをHTMLに書き出す機能を付加

マクロメディアがWWWページ作成機能を強化した「FreeHand」を発表

■URL
http://www.macromedia.com/jp/

 マクロメディア株式会社は、ドロー系グラフィックソフト「FreeHand」の最新バージョン「Macromedia FreeHand 8J+Insta.HTML」を発表した。Windows 95/NT対応版、Macintosh対応版ともに価格58,000円で4月17日発売開始。また同時にハイブリッド版で「Flash 2J」を同梱したパッケージ「Macromedia FreeHand 8J+Insta.HTML Design in Motion」を価格68,000円で発売する。なお、2月18日以降、前バージョン「Macromedia FreeHand 7J」及び「Macromedia FreeHand Graphics Studio 7J」の購入者には、「FreeHand 8J+Insta.HTML」への無償アップグレードを実施する。



Freehand画面 新バージョンの特長は、WWWページのデザイン機能が強化された点。FreeHandで作成したドキュメントをレイアウト情報を保ったまま、HTML3.2またはDynamicHTML(DHTML)形式で書き出すことができるプラグインソフト「Insta.HTML」が標準でバンドルされている。また、Insta.HTMLによってそれぞれのオブジェクトを、GIF、JPEG、PNG、Shockwave Flashファイル形式で書き出すことが可能だ。ほかには、作成したオブジェクトやテキストにリンクアドレスを設定できる「URLエディタパネル」が装備されている。

 FreeHand本体では、画像のリドロー時間の短縮などパフォーマンスが向上したほか、ショートカットのカスタマイズ機能や他ソフトウェアとの連携機能などが強化された。これは、Adobe社の「PhotoShop 4」や「Illustrator 7」などで設定しているキーボードショットカットの操作をそのままFreeHandでも使用できるようにしたり、両ソフト間でドラッグ&ドロップでデータの受け渡しができるというもの。また、紙への出力機能も強化され、フォントやリンクファイル、プリント設定などの情報をまとめて1つのフォルダに管理するというファイル収集機能が追加された。

 なお、米国ではInsta.HTMLがバンドルされていないFreeHand単体のバージョンも販売するが、日本国内では、Insta.HTMLをバンドルした製品のみ販売する。同社では、デザイナー向けのWWW作成ツールとしての位置付けを強調している。

('98/2/17)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp