警視庁原宿署は2月19日、プロバイダーのシステムに侵入してパスワードなど顧客情報を盗み出し、ホームページを書き換えたり脅迫の電子メールを送ったりしたとして、電子計算機損壊等業務妨害と強要未遂の疑いで、都内の少年(16)を逮捕した。
調べによると、少年は'97年12月、新宿区のプロバイダーと仮契約した後、システムに侵入。顧客445人全員の住所、氏名、パスワードなどの情報を引き出した上、1月5日、ホームページにこの情報を掲載した疑い。少年は顧客全員にもパスワードなど を書き込んだ電子メールを送り「契約をやめろ」と要求していたという。
さらに1月6日、侵入用アカウントを削除したプロバイダーへ電子メールを送り「管理者用パスワードを提供しろ、ログイン用プログラムを開放しろ」などと要求したという。
('98/2/19)
[Reported by masaka@impress.co.jp]