■URL
http://webtv.co.jp/
ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社は、家庭向けインターネット接続サービス「WebTV」でソフトウェアのアップグレードサービスを2月末から無償で提供する。WebTVは、専用のセットトップボックスに電話線とテレビをつないで家庭で簡単にインターネット接続できるというサービス。端末側のソフトウェアは、インターネット経由で定期的にアップグレードされるしくみで、国内ではWebTVサービス開始以来、初のアップグレードサービスとなる。
2月末に新たに提供される機能は次の2点。
「ニュース配信機能」
株式会社時事通信社が提供するニュースのヘッドラインをWebTVのホーム画面で常時受信する機能。
「オフラインメール作成機能」
電子メールの文章を作成する際に自動的に電話回線を切断する機能。オフラインで文章作成後、送信を選ぶと自動的に接続状態に復帰する。
WebTVは、'96年9月から米国で開始されたサービスで、現在15万人以上のユーザーを抱えている。日本国内では、'97年12月1日からサービスが開始された。国内のユーザー数は明らかにされていないが、同社によるとユーザーの獲得については「好調」で、端末機器も店頭に並ぶとすぐ予約が入る状況だという。開始してまだ数ヶ月だが、家庭向けインターネット接続サービスとして本格的に普及するか、今後の動向が注目される。
('98/2/19)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]