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【イベント】

インターネットを使って仮想乗組員に

ヨットレース「OSAKA CUP」に「バーチャルクルー」で参加しよう

■URL
http://www.jp.real.com/kojiro/

 若手ヨットマン白石鉱次郎氏の活動を支援する「バーチャルクルー」のサイトがオープンした。バーチャルクルーとは、インターネットを通じて白石氏のレース活動を支援し、ヨットレースに仮想的な乗組員として参加しようというもの。現在、ページでは参加者を募集中だ。

 白石氏は、'93年10月3日から'94年3月28日までの176日間をかけてヨットによる世界最年少・単独・無寄港・無補給世界一周を達成した人。現在は、'99年4月から約1カ月間に渡って開催される「OSAKA CUP メルボルン/大阪ダブルハンドヨットレース 1999」へのチャレンジを予定している。

 従来レースへの参加は、企業によるスポンサードや有志による募金で資金を調達してきたが、白石氏は、この形を変えたいと思い「バーチャルクルー」のしくみを考えついたという。バーチャルクルーへの参加料は5,000円で、参加料はそのまま白石氏のレース参加資金として使用される。また、正式にクルーの一員となった場合は、ホームページ上で紹介されるほか、週に1回「鉱次郎の悪戦苦闘日誌」のメール送付、掲示板への参加、レース時の中継映像・音声・データ等の受信などができる。中継映像・音声などは、リアルネットワークス株式会社の協力によって行なわれる。なお、今年夏に予定されている船の建造開始までの期間は、クルーに参加していない人でもページの情報を見ることができるとのこと。

 白石氏は、「(バーチャルクルーは)オフィスに居ながらにしてヨットレースに参加できるしくみです。例え会社にいてもクルーの一員として、レースで失敗したら一緒に泣いてほしいし、成功したら一緒に喜んでほしい。インターネットウォッチの読者の皆さんも是非参加して、力を貸してほしい」と語った。

('98/2/23)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp