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【イベント】

Java関連技術、製品に注目が集まる

ロータス社の総合イベント「Lotus Forum '98」開催

■URL
http://forum.lotus.co.jp/

会場 ロータス株式会社の最新技術、製品を集めた総合イベント「Lotus Forum '98」が開催された。会場は、東京・新高輪プリンスホテル国際館「パミール」で、会期は2月25日から26日の2日間。参加料金は無料。

 Lotus Forum '98は、ロータス社のパートナー会社も交え、製品の展示会やコンファレンス、セミナーなどを実施するというもの。展示会会場では、「ビジネスソリューション」「システムユーティリティ」など企業を対象としたコーナーのほか、「はじめてのロータスノーツ」といった初心者を対象としたコーナーが設置された。



Java station 会場で注目を集めていたのは、モバイル、EC、といったテーマ別に製品をアピールする「テーマコーナー」。ここでは、特にJavaをテーマにしたコーナーに人だかりができていた。100% Pure Javaベースのビジネスアプリケーション群「eSuite」が実際にNC(Network Computer)に接続された環境でデモが行なわれた。使用されたNCは、米IBM社「IBM Network Station」、米SUN社「Java Station」、船井電機株式会社のNCの3機種。米国ではすでに、「eSuite」を「IBM Network Station Series 1000」に搭載して出荷することが発表されているが(本誌'98年1月30日号参照)、 日本語も含めた各国対応版は'98年の第2四半期中に発表される予定だ。





 ほかには、株式会社PFUが参考出展した「BlueMountain(開発コード)」が注目を集めた。これは、手のひらサイズの「携帯NC」とも言えるもので、現在、株式会社アプリックスと共同で開発が進められている。サイズは幅約70mm×奥行き約120mm×高さ約30mm程の大きさで、本体にはフラッシュメモリ4MB、ドットタッチパネル付きLCDのほかIrDA規格の赤外線ポートを装備している。基本ソフトには、アプリックスが開発したJTRON仕様のJavaOS「Jblend」を装備しており、Javaによる家電/OAコントロールシステム「Jaccasa」にも対応している。PFUでは、BlueMountainにデータやアプレットを配信するための「簡易ステーション」も開発中で、将来的には店舗内などでも利用できる情報端末として開発を進めていく。現在、まだ試作段階だが年内には製品化したいとのことだ。


 展示会場以外では、「責任者無しで始めるノーツ運用管理」「ノーツドミノによるWebアプリケーション構築Tips」など様々なテーマで開催されるセミナーに多くの参加者が集まった。特に入れ替わりの時間には、通路を通れないほどの混雑ぶりを見せていた。26日のセミナーへの参加は当日も受け付けるが、立ち見になる可能性もあるとのこと。なお、Lotus Forum '98のサイトでは、スペシャルセッションの模様などを「RealPlayer」で生中継するほか、セミナーで使用するプレゼンテーション用の資料をダウンロードすることができる。


BlueMountain

●「BlueMountain」モックアップ
BlueMountain

●「BlueMountain」画面表示



('98/2/25)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp