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http://www.nic.ad.jp/topics/archive/1998022701.html
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、ドメイン名の同時申請に関する細則を公開した。これは、同一のドメイン名に対して複数の申請者がある場合についての諸事項を定めたもので、'98年4月1日から実施される。
従来、同時申請があった場合の取り決めについては、「ドメイン名登録等に関する規則」で触れられていたが、今回、より詳細に渡り策定された。内容的には、同時申請者の手続きを簡便にするというもので、申請者の負担が軽減される。
具体的には、同一のドメイン名に対し複数の申請者があった場合は、JPNICが抽選を実施するが、従来はその抽選に関する合意書を、申請者全員が同一文書に署名捺印する必要があった。今後は、申請者が署名捺印した文書を各自がJPNICに提出、書類がすべて提出された時点で合意を有効とすると取り決め、申請者同士で文書をやり取りする必要がなくなった。
また、申請者の代理人が抽選に参加することが可能になり、地方に居住している申請者は直接抽選会場(JPNIC事務所内)へ足を運ばなくてもよくなった。ただし、この場合は別途委任状を提出する必要がある。
('98/2/27)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / shin-s@cyberdude.com]