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【業界動向】

米Network Solutions社、ドメイン登録料を値下げ

■URL
http://www.netsol.com/news/pr_19980316.html
http://www.ntia.doc.gov/ntiahome/domainname/dnsdrft.htm (Green Paper)
ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/domain/green-paper.txt (JPNICによるGreen Paperの翻訳)

 InterNICのドメイン登録業務を扱う米Network Solutions社は16日、「.com」「.net」「.org」の3種類のドメイン登録料の値下げを、4月1日から実施することを発表した。これにより、最初の2年間の登録料が70ドル(以前は100ドル)、1年ごとの更新料が35ドル(以前は50ドル)となる。

 これまでは、登録手数料のうち3割が、インターネットのインフラを維持・向上させるための資金「知的インフラストラクチャ基金(The Intellectual Infrastructure Fund)」への積み立てに割り当てられていた。今回の値下げは、その割り当て分を廃止するというもの。

 今回の値下げは、米商務省が提案する、ドメインネームシステムの技術的管理を改善する方法について書かれた文書「Green Paper」の中で述べられている、「登録料の一部を知的インフラストラクチャ基金に割り当てることを、1998年4月1日に廃止するべきである」という方針に同社が従った形になる。

 同社では、登録料の値下げによる収支への影響はないとしている。

('98/3/17)

[Reported by kono@impress.co.jp / shin-s@cyberdude.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp