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【製品情報/ソフトウェア】

アプリックス、Java上のスタンドアロン型日本語入力システムを開発

■URL
http://www.aplix.co.jp/press-release/PR980319_2.html

 アプリックスは、Java環境上でかな漢字変換を提供する日本語入力システム「KKFEP」を開発したことを発表した。フロントエンド部をJavaで、かな漢字変換エンジン部はネイティブコードで書かれており、JDK 1.1/JavaOS1.1環境上で動作。JDK1.2で導入が予定されているIMF(Input Method Framework)への移行も考慮している。今後、各社にライセンス提供していく予定。

 KKFEPの特徴は、スタンドアロンで動作すること。いままでJava環境上の日本語入力システムとして、ジャストシステムの「ATOK Server」「ATOK for Java」や、オムロンソフトウェアの「Wnn for Java」が試作レベルで発表されているが、いずれもクライアント・サーバー型で動き、サーバーを別に用意する必要があった。それに対し、KKFEPはサーバーなしで動作し、プログラムサイズも約96KBとコンパクトなため、組み込み用としても適しているとアプリックスは説明している。

 KKFEPは、米San Franciscoで3月22日より開催の「JavaOne '98」に出展される。

('98/3/20)

[Reported by masaka@impress.co.jp / tatekawa@planet.club.or.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp