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WWW上で検索可能なホームページなどの文書量は、1997年12月時点で世界に推計約3億2,000万ページ――。NEC北米研究所は2日、こんな研究結果を発表した。この内容は3日発売の米科学雑誌サイエンスに掲載される。
WWW上の文書数は従来約2億ページとみられていたことから、文書数の急増がうかがえるとしている。
研究は、インターネットで必要な文書を探す際に使用される検索システムが、インターネット上の文書のうちどの程度をカバーするかを調べ、より高度な検索システムの開発に役立てるのが狙い。
調査は昨年12月に3日間、6種類のサーチエンジンを使用して575件の項目を検索し、分析。この結果、検索可能な文書量は推計約3億2,000万ページに上ったが、このうちカバーできた範囲は約1億9,000万ページにとどまった。
('98/4/6)
[Reported by yuno@impress.co.jp / saori@earthlink.net]