日本情報処理開発協会(JIPDEC)は、4月1日より「プライバシーマーク制度」の運用を開始し、申請受付を始めた。
プライバシーマークは、個人情報を扱う民間事業者に対して、漏洩対策などプライバシーの保護について一定の基準を満たしていることを認定して発行するもの。通産省の「民間部門における電子計算機処理に係る個人情報の保護に関するガイドライン」にもとづく実践順守計画(C/P)を定め、それを適切に実施していることなどが基準となる。
また、JIPDEC以外にプライバシーマークを認定する「指定機関」の募集も同時に開始された。個人情報を扱う民間事業者による事業者団体が対象。
発行されたプライバシーマークは、ホームページを始めとして、名刺や契約約款などにも使用できるので、多くの企業に波及するのではないかと思われる。
なお、プライバシーマークに関する説明会が、4月17日(東京)と4月23日(大阪)に開催され、現在先着順で参加者を募集している。参加費は無料。
('98/4/8)
[Reported by chibiayu@sag.bekkoame.or.jp / masaka@impress.co.jp]