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【規格】

W3C、WWW用数式記述マークアップ言語「MathML」の仕様を公開

■URL
http://www.w3.org/TR/REC-MathML/ (仕様書)
http://www.w3.org/Press/1998/MathML-REC
http://www.w3.org/Press/1998/MathML-REC-fact.html

 インターネット関連技術の標準化策定を行なう団体、World Wide Web Consortium(W3C)は7日、WWW上で数式を表現するためのマークアップ言語「Mathematical Markup Language(MathML)」の仕様を公開した。W3Cは、MathMLの勧告案を2月24日に公開、W3Cの会員により検討・投票が行なわれてきたが、今回正式にW3C勧告として承認された。これにより、MathMLはXMLを使った最初のW3C勧告となる。

 MathMLは、数式の表記用と数式の意味を伝えるための2種類のタグを用意しているほか、XMLで記述されているため、単に数式を表示するだけでなく、HTMLファイルにMathMLで作成された数式を組み込むことにより、クライアント側でXML対応アプリケーションを使って数式を直接処理することもできるようになる。

('98/4/8)

[Reported by kono@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp