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【業界動向】

米大手検索サービス「Lycos」が日本進出
住友商事、IIJと合弁会社

■URL
http://www.iij.ad.jp/whatsnew/lycosjapan.html (ニュースリリース)

 インターネット検索サービスなどを提供する米Lycos社は、住友商事、IIJと共同で日本法人を設立、日本語によるサービスを開始する。

 新会社ライコス・ジャパンは、資本金8億7,500万円、Lycos社が40%、住友商事が50%、IIJが10%出資し、4月中に設立する。5月に「ライコス・パーソナル・インターネットガイド」サービスを開始し、サイトの格付けに基づく検索や音声・画像の検索サービスのほか、各種情報提供サービス、無料電子メール、チャットなどのサービスを提供する。利用は無料。バナー広告による収入で運営される。また、通販サイトと連携し、手数料による収入も確保していく。利用者がライコス経由で実際に買い物をした場合に、通販サイト側が一定の手数料をライコスに支払うシステムだ。

 「Lycos」は、「Yahoo!」「Infoseek」「Excite」と並ぶ米国の大手検索サービスの一つで、米国で十指に入るアクセス数を誇るという。Lycosの日本法人設立により、上記4大検索サービスすべてが日本に進出したことになる。

('98/4/14)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / 金丸雄一]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp