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【調査結果】

インターネット通販、業者の信頼性に不安
三菱総研の関連会社がアンケート結果を発表

■URL
http://www2.dialine.co.jp/

 三菱総研の関連会社、エム・アール・アイ情報ネットワークは13日、通信販売に関するアンケートの調査結果をまとめた。回答者の半数近くがインターネットによる通信販売を利用している一方、通販業者の信頼性や個人情報の漏洩に対する意識が強いことがわかった。

 アンケートは、一般の通信販売およびインターネット通販に関するユーザーの意識を尋ねるもので、3月11日から31日まで同社のホームページ上で実施。1,164件の回答が寄せられた。「インターネット・ショッピングはよく使うか」の問いに、「よく使う」4.0%、「たまに使う」15.6%、「使ったことはある」26.5%で、合計46.1%の人がインターネット通販の利用経験があると回答。「申込書を書いたり注文の電話をするのが省ける」(50.3%)、「インターネットでしか買えない商品がある」(48.2%)などを、インターネット通販の便利な点としている。購入した商品の種類は、「パソコン本体または周辺機器」23.5%、「パソコン・ソフト」20.3%、「書籍・雑誌」22.6%、「食料品」22.9%が目立つところ。一般の通販における「衣料品(アウター)」58.6%、「衣料品(インナー)」55.0%、「日用雑貨」45.1%に対して、インターネットならではの特徴を表わす結果となっている。

 一方、「使ったことはない」と答えた人がインターネット通販を使わない理由は、「相手の業者が信用できるのか不安」が60.1%でもっとも多い。また、利用経験者でも、インターネット通販に対する不満として「相手の業者が信用できるのか不安」(64.1%)、「自分の個人情報が第三者に漏れないか不安」(61.6%)を挙げるなど、通販業者の信頼性やセキュリティ面がユーザーの大きな懸念事項となっている。

('98/4/14)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp