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【ソフトウェア】

Macintosh用HTMLエディタ「GoLive CyberStudio 3.0」日本語版、6月発売

■URL
http://www.swtoo.com/topics/cyberstudio_j_new/index.html

 ソフトウェア・トゥーは、GoLive Systems社のMacintosh用高機能HTMLエディタ「GoLive CyberStudio 3.0」日本語版を6月に発売する。PowerPC、MacOS7.6以上に対応。 価格は56,800円(税別)。発売と同時に従来バージョンからのアップグレードも行なわれ、2.0Jからは無償で、1.0Jからは10,000円(税込)で3.0Jへアップグレードできる。プログラムファイルとPDFマニュアルはインターネットでダウンロード配布。希望者にはCD-ROMと印刷マニュアルを6,000円(税込)で提供する。

 GoLive CyberStudioは、ドラッグ&ドロップでオブジェクトを任意の位置に貼り付けることができ、自由なページレイアウトを実現したHTMLエディタ。現行の2.0でもWYSIWYG機能が徹底されており、グラフィカルなホームページを作成できるのが特徴だったが、3.0では主に以下のような部分が強化された。

1) WYSIWYGによるCascading Style Sheet(CSS)の作成・編集
CSSの作成・編集もWYSIWYGレイアウトモードによって視覚的に確認しながら行なえる(写真)。この機能を持つソフトは、今のところCyberStudio 3.0のみということだ。

2) ブラウザープレビュー機能
CSSでレイアウトしたページが、違うブラウザーや違うプラットフォームでどのように表示されるかエミュレーションする機能。現在CSSをサポートしているすべてのブラウザーで共通して使用可能なスタイルシートも作成できる。

3) Floting Layer Boxes(FLB)
パレットからオブジェクトをドラッグ&ドロップするだけで、通常のHTMLの上に浮いた形で扱われるFLBを作成可能。FLBは、テキスト、画像、映像などすべてのHTMLコンテンツが使用できる。CSSの位置決めの設定から操作する。

4) Dynamic HTML
Java Scriptで書かれたアニメーションなどを自動的に生成する。DHTML準拠のすべてのブラウザーで機能する動的なホームページを簡単に作成することができる。

 このほか、リンクチェックやFTPなどを行なうサイト管理機能、ソースコードの編集機能も強化されており、使い勝手が格段に向上しているようだ。HTML4.0フォーム、QuickTime3.0、WebObject3.5などもサポートする。

 なお、Windows版の開発について、GoLive Systems社マーケティング部長のOren Ziv氏は「MacintoshユーザーとWindowsユーザーでは、ソフトに対するニーズが異なる。したがって、今のところCyberStudioをそのままWindowsに移植するつもりはない」と述べている。

問い合わせ先
株式会社ソフトウェア・トゥー 営業部
TEL 03-5676-2177
FAX 03-5676-2171

('98/4/16)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]



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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp