【イチオシ】

第80回レポーター: 勤苦今愚氏

あ~憧れのスパルタカス。持つ喜び、操る楽しさ!

■URL
The Unofficial 20th Anniversary Macintosh Website
http://cafe.ambrosiasw.com/tam/

 3月初旬にAppleStoreで20th Anniversary Macintosh(以下スパルタカス)が$1,999で販売された。突然の激安販売に怒った人もいることだろう。なんせ、日本での予約販売価格は88万8千円だったのだ。そんな状況だから、自分のリスクで並行輸入にチャレンジした人もいるようだ。

 思い起こせば昨年のMAC WORLD Expo/Tokyo '97。会場で披露されたスパルカタスを見た時には、このマシンに対する単純な憧れと、自分の物になったらどんなに素晴らしいだろうという思いで一杯だった。カタログを入手し、しばらくは毎日眺めていたものだ。…がしかし!!コングもとうとう憧れのスパルタカスを購入してしまったのだ。送料、消費税含めて、約30万。インターネットでの情報の速さ、海外通販の便利さを実感してしまった!ちなみに3月4日に海外通販のショップに申し込み、3月15日に到着。4月6日にカードの引き落とし…というなかなかスピーディーな対応だった。おかげで最近、スパルタカスユーザーが増えたようで、日本のMacintosh関連サイトでも次々と購入リポートがアップされているし、スパルタカスに関するメーリングリストも活発になっているようだ。

 すでにスパルカタスを手にした人はもちろん、してない人にもぜひオススメなのが、この「The Unofficial 20th Anniversary Macintosh Website」(以下TAM site)だ。ページデザインもスパルタカスに負けないセンスのあるカッコイイページに仕上がっている。掲示板は、ハード情報や一般情報などのジャンルに分かれて、かなり活発に意見交換されている(ただし英語)。ほかにも、スパルタカスに似合うデスクトップピクチャーやアイコン、KaleidoscopeのColor Schemesをダウンロードすることもできる。これがまたカッコイイのだ!是非ダウンロードして使ってみて欲しい。スパルタカスを持っていなくても気分だけは味わえるかも?

 また、サイトの中で何と言ってもイチオシなのが「Introducing Spartacus」というコーナーだ。スパルタカスができるまでのさまざまなコンセプトモデルの写真が見られる。「こんなの出たら欲しいな~」と言うデザインが目白押しだ。NEXTボタンを押す度に、喜びと憧れが交互に襲ってくる。スパルタカスを知らなかった人にもぜひ見て欲しい。Appleにはこのようなマシンを手に届く価格で発売して欲しいと願うのは私だけではないだろう。

 スパルタカスはサウンドも魅力的だ。BOSEがこのマシンの為に作成した特製のスピーカーが内蔵され、サブウーファーもついている。ウーファー経由で電源供給してるのだ。タイトルでは省略したが聴く喜びも味わえるぞ!コングは知人を家に招き聴かせる喜びをも収得してしまった(自慢してるだけとも言うが…)。

 このTAM siteはページデザインも素晴らしいし、貴重なコンセプトモデルのショットを見ることもできる。スパルタカスを持っている人も持っていない人も一見の価値あり!

('98/4/21)

[Reported by kingkong@pobox.org.sg]


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