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AOLジャパン株式会社は、22日に都内で記者会見を行ない、代表取締役社長の佐藤氏が今後の戦略などについて語った。
昨年の4月に開始し、今月で一周年を迎えたAOLジャパンだが、これまで会員数は明かされてこなかった。それに対し佐藤氏は「今週中に10万人に達する見通し」と語り、全世界では1200万人の会員を持つとした。その中で、日本での会員層は、女性が24%と、やや高め。男性は76%、平均年齢は34歳という。「3～5年間で日本一の規模を目指す」としているAOLだが、「10万人という数字をどう思うか」という質問に対して、「ニフティと違い、一般消費者がターゲット。それにしてはいい数字だと思う」と答えた。
今後の戦略としては、まず6月よりコンテンツ画面をリニューアルする。見たい情報により簡単にたどり着けるようにし、メニューも現在の9チャンネルから、子供向け、女性向けのコンテンツを増やして、19チャンネルに倍増する。同社がターゲットとしている一般消費者向けに、生活に密着した情報を充実させる方針だ。また、コンテンツの増加に先駆け、AOLのチャンネルの最新情報や、ニュース、天気などがわかるコーナー「AOL
Today」を4月27日より開始する。リニューアルにともないクライアントソフトもアップデートとなるが、これはアクセスをした際に自動的にダウンロードされるようになっており、ユーザーが特に操作することはないとのこと。
また、秋をめどに、新バージョンのソフト「AOL4.0」をリリースする。このAOL4.0では、デジタル画像をドラッグアンドドロップで電子メールに貼り込める機能を持つ。現在5つまで使えるメールアドレスも、それぞれのアドレスに再接続することなくメールを確認できるようになる。
('98/4/22)
[Reported by junko@impress.co.jp]