会場内でRealNetworks社が、先ごろ概要が公開された「RealPlayer Plus G2」(バージョン6.0に相当)をWindows 95上でデモしていた。
RealPlayer Plus G2では、数メガのAVI、MPEG、WAV、MIDIなどのファイルをストリーミング再生。SMILを使うことで、これらのファイルを組み合わせ、動画の隣でテキストをスクロールさせるなど、手の込んだ演出が可能となっている。
この新しいRealPlayerだが、担当者によれば、5月末にプレビュー版をダウンロードできるようになる見込みだ。
RealPlayer Plus G2のウィンドウ。 左側でチャンネルを選べる |
RealPlayer Plus G2で複数の要素をシンクロ させて再生しているところ |
Microsoft社とSun Microsystems社のブースが隣り合わせ。より正確に言えば、その間にMicrosoftのパートナーパビリオンを挟んでいる。 両社とも展示内容にそれほど目新しさは感じられないが、ビッグネームだけあって集客はまずまずだ。Microsoftは、Windows NT Serverを中心にBackOfficeやSite Serverなどのデモを展開。Sunは、Javaの紹介が中心だ。 そうした中、Microsoftは、発表したばかりのWWW向けアニメーション制作ソフト「Liquid Motion」のデモを行ない、注目を集めていた。 |
テレビの同軸ケーブルを利用したLAN構築サービスは国内でも行なわれているが、同じように各部屋に伸びている電話線を利用してLANを構築するのも可能だ。 Tut Systems社の「HomeRun」は、屋内の電話線を利用して1.3MbpsのLANを組むことができるというもの。「HomeRun NIC Card」と呼ばれるカードをEthernetカードと同じようにパソコンに差し、電話線を繋ぐだけで簡単にLANが作れてしまう。もちろん従来から利用している電話機が同じライン上にあっても構わない。「HomeRun Chip」内蔵のxDSLモデムやケーブルモデムをライン上に設置すれば外部にアクセスすることも可能だ。 会場では、小さな家の模型を展示し、デモを行なっていた。 |
('98/5/6)
[Reported by yuno@impress.co.jp]