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パイオニアは7日、インターネット接続が可能なカーナビの新機種「ボイスコントロールDVDカーコンピューター」AVIC-D919を発表した。インターネットのモバイル端末向け情報提供サービス「MobileLink」で6月に開始予定のカーナビ向けサービスにも対応。6月上旬に21万円で発売する。
AVIC-D919は、業界で初めて8.5GBの2層式DVD-ROMを採用。豊富なデータを収録しているのに加え、インターネットに対応したことで、逐次更新される最新情報も利用できる。特に、MobileLinkで提供される情報については、カーナビとの連携が図られているため、お店などの位置をカーナビの地図に表示したり、逆に現在地周辺の情報をMobileLinkで検索するなどの使い方が可能。MobileLinkから入手した情報は、地点情報としてカーナビに保存しておくことも可能だ。
インターネットに接続するには、本体、ディスプレイ（別売）のほかに、オプションの「シリアルポートカード」CNSC-DS9（2万5,000円）とデータ通信対応の携帯電話が必要。WWWブラウザーは、オリジナルの「ブレインスコープ」を搭載。電子メールにも対応する。
なお、'97年に発売された旧機種AVIC-D909でも、バージョンアップディスク「DVDナビゲーションマップVol.2」CNDV-200（2万4,800円）とシリアルポートカードを追加することにより、インターネットに対応。MobileLinkが利用できるようになる。
◎問い合わせ先
パイオニア株式会社 お客様相談センター
TEL 03-3491-8181
('98/5/7)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]