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■URL
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9805/sunflash.980512.1.html
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/May98/sun.htm
Sun Microsystems社は12日、Microsoft社を相手取り、近く発売予定のWindows 98に「互換性のある」Javaの実行環境を実装するよう命じる仮処分を求める訴えを、カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁支部に起こした、と発表した。また、Sunはこれと同時に、MicrosoftのJava開発環境「Visual J++」の出荷差止の要求も出している。
仮処分申請の結果次第では、Windows 98の今月15日出荷、6月25日発売という予定に影響が出る可能性もありそうだ。
これに対しMicrosoftは記者会見し「Windows 98には自社製のJava VMを搭載しており、業界での評価も高い。訴えには利益がない」との声明を発表。「Windows 98の出荷・発売には影響がない」との見通しを示した。
Sunは昨年10月、Java互換であるはずのMicrosoftのInternet ExplorerなどがSunの互換性テストに合格しなかったとしてMicrosoft製品からのJava互換マーク撤去を求めて提訴。連邦地裁サンノゼ支部は3月24日、Microsoftに同マークの使用差し止めを命じる仮処分を下している。
('98/5/13)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]