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【新サービス】

NCTVサービスの評価、実験プログラムも提供開始

DTIがプロバイダー向けにNCTVサービス用サーバー環境を提供

■URL
http://www.dti.ad.jp/ (DTI)
http://db.oracle.co.jp/news/owa/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=189 (日本オラクル)

 プロバイダーの株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は、日本オラクル株式会社と提携し、企業、プロバイダー向けに「NCTV」サーバー環境を提供するサービスを開始する。

 NCTVは、インターネット接続機能とテレビ受信機能を搭載したセットトップボックス(STB)型の端末で、ユーザーはテレビを使ってインターネット接続や電子メールなどのサービスを利用できるというもの。コンテンツを提供する企業やプロバイダーは、画面のカスタマイズも含め独自のサービスを提供できるのが特徴だ。日本オラクルでは、年内に10社のプロバイダーがサービスを開始することを明らかにしている(本誌'98年4月23日号参照)。

 プロバイダーがNCTVを利用したサービスを行なうには、ユーザーの管理などを行なうサーバーソフト「Custom Connect Server」を運用する必要がある。DTIでは、Custom Connect Serverのほか、専用の電子メールシステムの提供により、各プロバイダーにNCTV用サービスの構築から開発、運用までを含めたサービスを提供する。また、サービス開始に伴い、NCTVの運用について環境構築などの評価や実験を行なう「NCTV・キックオフ・カリキュラム」を6月中旬にスタートする。現在、第二電電株式会社(DDI)が、最初のカリキュラム参加者として決定している。

 DTIによると、すでに複数の企業やプロバイダーとの間で、NCTVサービスに関するサーバー環境やネットワーク環境についての代理運用契約を結んでいるとのこと。現在、具体的な企業名は明らかにしていないが、5月末には順次発表する予定。

('98/5/18)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / hiroshi@loop.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp