■URL
http://www.rim.or.jp/support/news/twjcrack.html
インターネットプロバイダーのリムネットは、会員に向けて接続記録を確認するようホームページで警告した。
リムネットによると、4月20日頃から5月にかけて多数のアカウントを対象に、パスワードを類推して繰り返し接続試みている記録が確認されているという。もし、第三者に利用された場合、ホームページが書き換えられたり、なりすましメールに使われたり、アクセス料金が莫大になったりする。
この無差別の接続は、専用の回線にかけると、登録しているリムネットの各ドメインにダイアルアップIP接続できる「全国共通アクセスポイント」経由で行なわれているという。このサービスを登録しているユーザーは、接続記録を確認してみたほうがいいだろう。
同様の事件としては、インターネット接続プロバイダー「So-net」ユーザーのパスワードの一部が同様の手口で破られていることが明らかになったばかり。名前や誕生日など、類推しやすいパスワードは禁物だ。
('98/5/18)
[Reported by junko@impress.co.jp / nohtomi@pis.bekkoame.or.jp]