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■URL
http://www1.mediagalaxy.co.jp/ido/new/news/19980518141.html （IDOニュースリリース）
http://www.uplanet.com/ (Unwired Planet)
第二電電(DDI)と日本移動通信(IDO)は18日、「WAP(Wireless Application Protocol)」を利用したインターネット接続サービスを'99年4月から提供すると発表した。現在、モバイル環境でメールを読んだりホームページを閲覧するには、ノートパソコンやPDAを用意しなければならなかったが、このサービスによりWAP対応の携帯電話端末だけでインターネットが利用できるようになる。
WAPは、携帯電話など機能の限られた端末でインターネットを利用するための規格。プロバイダーなどに専用のサーバーを置き、そこで処理を受け持つことで、携帯電話のように処理能力やメモリーが限られた端末でもメールを読んだりホームページを閲覧できる。現在、米Unwired Planet社、Motorola社、Nokia社などが設立したWAPフォーラムによって標準化が進められており、すでにAT&Tなどが採用している。
DDIとIDOは、Unwired Planet社の開発した「UP.Link Server Suite」を導入するとともに、WAP対応の「UP.Browser」を搭載した端末を商品化。メール、スケジュール帳、WAP対応の各種情報サイトなど、当初は文字ベースでのサービスを提供していく。このサービスに対応する端末は、DDIが、α-ALPHA5機能搭載の端末と系列会社のセルラー電話およびPHS。IDOが、PDC方式のデジタル携帯電話および自動車電話。また、両社が'99年4月に共同でサービス開始を予定しているCDMA方式の携帯電話システム「cdmaOne」にも導入し、日本全国で利用できるサービスとしていく。
('98/5/19)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]