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【サービス】

IBMの「バリアフリーの扉」
障害者にも分かりやすいページ作りを

■URL
http://www.ibm.co.jp/accessibility/

 日本IBMは、障害者向けのソフトウェアなどを紹介するコーナー「バリアフリーの扉」をオープンした。点訳に関する情報や、それに関連するソフトウェアの情報などが掲載されており、一部試用版がダウンロードできるようになっている。

 中でも注目したいのは、オンラインで利用できるホームページ診断プログラム「i-Checker」。チェックしたいページのURLを入力すると、画像タグにALT属性が含まれているか、タイトル情報が書かれているかなどを自動診断してくれる。もし診断でエラーが発見されたなら、そのページは音声読み上げソフトで聞きづらくなっているということだ。対処方法も書かれているので、ページ作りに役立ててみてはいかがだろう。

 なお、障害者向けのHTMLの仕様については、昨年12月に勧告されたHTML 4.0(本誌'97年12月22日号参照)、および今月12日に勧告されたCSS2(本誌5月14日号参照)に、文章を点字や音声に変換し、出力する機構が組み込まれている。また、W3Cは今年2月に「WAI Accessibility Guidelines」として障害者向けのWWW制作ガイドラインを発表している(本誌2月5日号参照)。

('98/5/26)

[Reported by yuno@impress.co.jp / tatekawa@planet.club.or.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp