■URL
http://www.ips.co.jp/book/4886/4886.htm
「インターネット白書'98」の調査によると、日本のインターネット人口は、1,000万人を突破した。また、'98年末には1,385万人に達すると予想している。これは、一般世帯を対象として'98年3月に実施したインターネット普及率調査の結果から算出したもので、昨年「インターネット白書'97」のために行なった同様の調査と比較すると1年間に176.6%の大幅な伸びを見せたことになる。
また、利用者を性別に見ると男性が76.6%、女性が23.4%で、依然として男性ユーザーが大半を占めるが、女性の比率は昨年の9.5%から大きく上昇している。白書では、家庭内にパソコンがある世帯を中心に、今後も女性の比率は増加するだろうとしている。
「企業のインターネット利用実態調査」によると、何らかの形でインターネットを利用している企業が全体の58.7%を占めており、昨年の33.6%から大きく成長。また、実験中の企業も含めた数値69.9%のうち、61.8%が自社のホームページを作成しているとの結果が出ている。また、イントラネット構築済みの企業は27.6%で、昨年に比べ約2.3倍に増加している。エクストラネット構築済みの企業はまだ2.1%であるが、白書では、インターネット/イントラネットなどのインフラが整備された企業から、この1年でエクストラネットの構築が急速に進む可能性があるとしている。
――「インターネット白書'98」(インプレス刊 本体価格4,800円+税 6月10日発売)より
('98/6/9)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]