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【白書】

「インターネット白書'98」で見る日本のインターネット事情(2)

INSネット64導入者の91%がインターネットを利用

■URL
http://www.ips.co.jp/book/4886/4886.htm

 NTTが'88年4月から開始しているISDNサービス「INSネット」。そのうち、「INSネット64」住宅用回線は、'95年度末に1.7万回線だったものが'96年度には18.8万回線、'97年には63.4万回線と急速に普及している。'98年1月に実施したISDNの利用状況の調査では、91%が「インターネットを利用している」と回答しており、インターネットの普及とISDNの普及は切り離せないものになっている。

 また、携帯電話やPHSといった移動体通信の普及やパソコンのネットワーク化が進んだことを背景に「モバイルコンピューティング」が浸透してきた。企業の情報システム部門、営業部門では、電子メール/電子掲示板をモバイル環境で利用している例が多いとの調査結果が出ている。また、今後イントラネットの普及に対応して、社内データベース検索やスケジュール管理への利用が増加するだろうと予測している。モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)では、2000年にはモバイル人口が1,400万人に、モバイル携帯端末の市場は300万台規模になると予測している、

――「インターネット白書'98」(インプレス刊 本体価格4,800円+税 発売中)
「第2部インフラストラクチャー」より
http://home.impress.co.jp/books/iwb98/index.htm (アフターケアページ)

('98/6/10)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp