社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、ソフトウェアの違法なアップロードの排除を依頼する文書を日本国内の約800社のプロバイダーに送付した。
文書は、インターネットに接続されたサーバーへ権利者に無断で著作物をアップロードし、自由にダウンロードできる状態に置くといった侵害事例について、プロバイダーがその行為を確認した場合、当該著作物の削除や行為者に対する注意を積極的に行なうよう依頼するというもの。違法アップロードが著作権法上、複製権(第21条)および公衆送信権(第23条)の侵害に該当することを指摘している。
同協会では、今後、インターネット上の監視体制を強化するとともに、悪質な事例については捜査機関との協力の上で、刑事手続きも視野に入れた権利保護活動を展開していくとのこと。
◎問い合わせ先
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
著作権ホットライン
TEL 03-5976-5178
('98/6/15)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]