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【業界動向】

IBMによるApacheサポートも表明

IBMがサーバー製品に「Apache」をバンドルして出荷

■URL
http://www.software.ibm.com/webservers/news.html
http://www.apache.org/ (Apache)

 米IBM社は、同社のアプリケーションサーバー製品「WebSphere Application Server」にフリーのWWWサーバーソフト「Apache」をバンドルして出荷すると発表した。また、IBMによるApacheのサポートも明らかにしている。

 WebSphere Application Serverは、主に電子商取引関連サイトを構築するための製品。WWWサーバーApacheとの連携により、ユーザーとのやりとりやデータベースへの接続を可能にする。

 コンサルタント会社Netcraft社のWWWサーバー利用状況調査によると、ApacheのApache Projectサーバーとその派生バージョンが、調査対象ホスト全体の49%で使われているという結果が出ている(本誌'98年6月22日号参照)。支持されている理由としては、開発チームが製品を絶えずアップデートしており、問題があれば修復してインターネット上で無償提供している点があげられる。今回の発表は、フリーウェアであるApacheの信頼性を高めることになりそうだ。なお、日本IBMによると、国内でのWebSphere Application Serverの販売予定はないとのこと。

('98/6/23)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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