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【調査結果】

利用者の3割が「新聞の閲読時間が減った」と回答

ポイントキャストが第1回ユーザー調査の結果を発表

■URL
http://www.pointcast.ne.jp/

 ポイントキャスト株式会社は、ニュース配信システム「ポイントキャスト ネットワーク日本版」の利用者を対象に実施した第1回ユーザー調査の結果を発表した。調査は'98年5月11日から5月25日にかけて行なわれたもので、有効回答数は1,261件。同システムは、'97年10月からサービスを開始し、'98年4月現在でユーザー数が12万人を越えている。

 調査結果によると、ポイントキャストを利用してからの新聞、テレビ、雑誌への接触時間は、60%以上が「変わらない」と回答している。しかし、約30%は「新聞の閲読時間が減少した」と答えており、これについて同社では、最新情報をポイントキャストでチェックすることによって、他のメディアで必要な情報を探す時間が減ったためと推測している。また、他のメディアへの接触が「増えた」という回答に関しては、ポイントキャストで得た情報を他のメディアでより深く追求したり確認するケースが考えられるとしている。

 また、ポイントキャスト上の30秒アニメーション広告については、通常のバナー広告に比べ「記憶に残りやすい」「理解しやすい」「クリックしたくなる」といった点でポイントが高くなっており、注目度や理解度、興味を引く度合いが高いとしている。

 なお、利用者の内訳については、従業員1,000人以上の企業に勤務しているユーザーが約37%、また、60%以上が勤務先での利用と回答しており、イントラネットの整備された環境で勤務時間中に利用、というユーザー像が見えてくる。また、情報サービスとしての満足度については、約70%が「満足している」と回答している。

('98/7/2)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp