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http://www.forrester.com/press/pressrel/980707.htm
Forrester Researchは7日、パソコン以外のインターネット端末の市場予測を発表した。
同社は、インターネットに接続可能な機器を、ハンドヘルドPCやNCのような「コンピューティングデバイス」、携帯電話やポケベル、ディスプレイ付き電話のような「通信機器」、WebTVに代表されるセットトップボックスなどの「テレビ関連製品」の3つに大きく分類。これらの端末の低コストで信頼性が高く、使いやすいといった特徴が広く受け入れられるであろうと予測。2002年頃にはパソコンの出荷台数が頭打ちになり、それに取って代わる市場として有望だという。
同社の予測では、米国市場は企業によるコンピューティングデバイスの導入に引っ張られる形で成長する。この市場は、現在およそ60億ドル規模だが、2002年には160億ドル規模に拡大する見込みだという。
また、ヨーロッパ市場は、逆に消費者が引っ張る形で成長すると予測されている。ドイツやオランダのテレビ関連製品市場、フランスの通信機器市場が、成長をリード。2001年までに1,900万台の機器がインターネットに接続されることになると見込んでいる。
('98/7/8)
[Reported by yuno@impress.co.jp]