■URL
http://www.internavi.ne.jp/
本田技研工業株式会社(ホンダ)は、インターネット対応のカーナビサービス「インターナビシステム」を10日より開始すると発表した。
このサービスの特徴は、なんといってもパソコンで作成した情報をインターネットに登録してカーナビで参照したり、PCカード経由で直接車に送り込めるところだ。例えば、ドライブにいく場合など、あらかじめ行きたい場所をパソコンを使って設定し、それらの情報をインターネットの専用ページに登録しておく。すると、乗車時にインターネット接続すれば、自動的に情報を読み込んでルートの設定をしてくれるといった具合だ。もちろん、地図にない「自宅」や「友人宅」の位置情報の登録もパソコンを使って設定できる。それらのデータは、PCカード経由でもカーナビにも転送できる。
このほかに、気象情報やグルメ情報などの情報を検索でき、電子メール(インターナビ専用のアドレスのみ)の受信もできる。もちろん、Webサイトへのアクセスも可能だ。位置情報フォーマットは、すでに行なわれている「Mobaile Link」とも互換性を持っているとのこと。
料金は、入会金2,500円、年会費6,000円を予定。'99年6月末までは無料キャンペーンを実施する。利用するには、対応カーナビのほか、インターナビ対応ハンドフリーキット(46,000円)などが必要。あらかじめ、プロバイダーに加入している必要がある。また、パソコンで利用する場合には、別途CD-ROM「インターナビメイト」(15,800円)が必要だ。
なお、対応のカーナビは、オデッセイシリーズ、アコード・トルネオシリーズなど5機種にメーカーオプションで設定している。一般の市販ナビでは、アルパインが対応カーナビを発売しているほか、各社から対応製品が発売予定とのことだ。
('98/7/8)
[Reported by junko@impress.co.jp]