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【サービス】

電子メールを自動で暗号化・復号化
BIGLOBEが法人向けに「セキュアメールサービス」

■URL
http://biz.biglobe.ne.jp/

 NECは、BIGLOBEの法人向けサービスとして「セキュアメールサービス」を開始した。S/MIMEによる暗号化と電子署名により、メール内容の漏洩や改ざんを防止するとともに、ウイルスやSPAMメールもチェックでき、安全なメールのやりとりが行なえるとしている。初期費用が50万円から、月額料金が30万円からとなっている。

 セキュアメールサービスでは、NECのNOC(Network Operation Center)内に暗号化サーバーを設置し、顧客の企業内LANと専用線で接続。メールの暗号化・復号化をサーバー側で自動的に行なう。このため、LAN内のクライアント側では暗号化や復号化のための操作を行なう必要がなく、特別なソフトも不要。通常使っているメールソフトで、特に意識することなく暗号化メールを送受信できる。ただし、ノートパソコンなどを使ってLAN外から暗号化メールを利用する場合は、これに対応したメールソフト「Emily」、またはプラグインソフト「Secure Messenger」(Eudora PROおよびMicrosoft Exchangeに対応)と、BIGLOBEのIDが必要となる。

 なお、このサービスでは、米Worldtalk社の開発した電子メール用ファイアウォールソフト「WorldSecure Server」を利用している。セキュアメールサービスでは、NECが企業に代わってサーバーの設置・運用を行なうので、企業が個別にサーバーを導入した場合に比べ、低コストでWorldSecure Serverのセキュリティ機能が利用できる。

('98/7/9)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp