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■URL
http://www.ftc.gov/bcp/conline/pubs/alerts/doznalrt.htm
http://www.ftc.gov/opa/9807/dozen.htm (発表資料)
米連邦取引委員会は14日、電子メールを使った悪質な詐欺について、典型的な12の例を公表した。消費者から寄せられた25万通以上のSPAMメールの実例から選ばれたもので、現在も1日に1,000以上の苦情が寄せられているという。消費者に注意するよう呼びかけている。
12例は以下の通り。
起業詐欺：少ない元手で儲かる商売が始められるとして参加を募る。
バルクメール：ダイレクトメール用のアドレスリストや送信ソフトを高値で売りつける。
チェーンメール：同様のメールを大量に転送することで大金が手に入るとする「幸福の手紙」。
在宅ワーク詐欺：お金が儲けられるとして在宅ワーク用の道具を売りつけるが、出来た品物は欠陥があるとして買い取ろうとしない。
身体コンプレックス詐欺：奇跡的な効果があるとしてダイエット商品や育毛剤を売りつける。
イージーマネー：1日で4,000ドル儲ける方法があると勧誘する。
無料商品：新会員を紹介することで無料で商品がもらえるシステムの「ネズミ講」。
投資勧誘：少ないリスクで大きな利益を保証するとして投資を持ちかける。
ケーブルテレビデコーダー：契約しなくてもケーブルテレビが見られるとして、実は役に立たない機械を販売。
無担保融資：無担保の住宅融資や保証不要のクレジットカードに勧誘する。
信用回復：クレジットカードの利用履歴から好ましくないデータを消去できると偽る。
懸賞詐欺：もともと安いツアー旅行などを「懸賞に当たったので割引価格で提供する」と偽って売りつける。
('98/7/15)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]