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【規格】

Microsoft
3Dアニメーション技術「Chromeffects」のSDKを8月17日公開

■URL
http://www.microsoft.com/windows/chromeffects/
http://www.microsoft.com/presspass/press/1998/Jul98/Chromepr.htm

 Microsoft社は21日、Web上で3Dアニメーションを実行できる技術「Chromeffects」のSoftware Development Kit(SDK)を8月17日に公開すると発表した。Microsoft Developer Network(MSDN)およびMicrosoft Site Builder Network(SBN)のWebサイトからダウンロードできるようになる。

 Chromeffectsは、同社が「Chrome」というコードネームの下で開発を進めてきた3Dアニメーション技術。この仕様に従い、XMLで様々な命令を記述することで、テキストや画像データを2Dや3Dのアニメーションとして表現することができる。Windows 98に実装されるDirectX APIを直接呼び出す形なので、Windows上では高速かつ簡単に利用することが可能となる。

 8月に公開されるのは、そうした表現をWebページの中に組み込むために用いるオーサリングソフトの開発者向けの仕様。Live Picture、MetaCreations、Zapa Digital Artsなどが、オーサリングツールの開発を行なっていくと発表しており、こうしたソフトが出てくれば、Adobe社の画像ソフト「Photoshop」でフィルタ機能を使って特殊効果を付けたりするような感覚で、テキストや画像を3D化することができるようになる。

('98/7/22)

[Reported by yuno@impress.co.jp / yuy@ibm.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp