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【新サービス】

日本ベリサイン、企業の登記確認に帝国データバンクを利用
認証発行に関わる手続きを簡略化

■URL
http://www.verisign.co.jp/pr/pr43.htm

 日本ベリサインは27日、帝国データバンクの企業データベースを利用した登記確認サービスを開始したと発表した。同社の提供する「ベリサイン・セキュア・サーバID」の発行に関わる事務手続きが簡略化されるとしている。

 ベリサイン・セキュア・サーバIDは、Web運営者の身元がベリサインによって保証されていることを表わすとともに、SSLによる暗号化通信を可能にする電子認証。従来このIDを取得するには、企業の実在性を確認するための登記簿謄本や印鑑証明書など、政府機関が発行した書類の提出が求められていた。今回、新サービスが追加されたことにより、申請する企業が帝国データバンクに登録されている上場企業の場合、登記確認の手段として、1)従来通りの書類、2)帝国データバンクのデータベース--のいずれかが選択できるようになった。帝国データバンクを利用することで、発行処理にかかる日数が最短で3日に短縮。書類を準備する手間も省ける。

 北米では、認証サービスの開始当初から、民間のデータベースを利用した企業登記の確認を実施しているという。日本ベリサインでは、手続きの簡略化により、国内でも企業の認証証明書取得が加速することが期待されるとしている。5月現在、ベリサイン・セキュア・サーバIDは、世界で5万件、国内で2,000件の採用実績がある。

('98/7/27)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp