■URL
http://www.webmoney.ne.jp/(Web Money)
http://www.bitcash.co.jp/whatsnew/news/bcnews980728.html(Bit
Cash)
ビットキャッシュ社は、電子決済用のプリペイドカード「BitCash」のカード情報をサンクスやローソンなどコンビニで置かれているマルチメディア端末MMS(
http://www.ibm.co.jp/mms/ )で10月より販売を開始すると発表した。通常カードに記されているカード情報を、端末で購入するとレシートのような形でプリントアウトして販売する。
現在販売しているカードは、大人向けコンテンツ用、子供向けコンテンツ用、標準コンテンツ用の3種類。またそれらのカードのデザインに人気アニメのキャラクターや作家、女優などを起用しており、種類は20を越えるという。ビットキャッシュ社によれば、カードの種類が多く、金券であるために在庫を抱える販売店のリスクも大きい。端末で直接販売することで、それらのリスクを回避できるとしている。
また「BitCash」と同様の電子決済用プリペイドカード「Web Money」を販売する株式会社アスキーサムシンググッド(ASG)は、カードをコンビニエンスストアのサンクスで販売を開始すると発表した。ASGでは、サンクスでの販売提携を記念して、アイドルタレントの野村佑香と松本恵のデザインカード(2,000円)を販売する。予約の受付は、7月29日から全国のサンクス加盟店舗(2,192店)で行ない、カードの受け渡しは16日~19日(地域によって異なる)を予定。
「Bit Cash」と「Web Money」は、スクラッチカードタイプの決済システム。削って出た番号(または端末で購入した番号)を、デジタルコンテンツの購入時に入力して決済する。どちらもクレジットカード決済では難しい10円程度の少額決済が行なえるほか、購入歴などが分からない「匿名性」が実現されているのが特徴だ。両社ともいままでパソコンショップや書店などでしか販売していなかった。コンビニエンスストアで販売することで、手軽に購入できるようにし、利用者を拡大したい考えだ。
('98/7/29)
[Reported by junko@impress.co.jp]