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香港の人権団体「中国人権民主化運動ニュースセンター」が29日、発表したところによると、米国の民主化運動のホームページに国内3万人の電子メールアドレスを提供した上海のコンピュータソフト会社経営者が、国家安全危害罪で逮捕された。
国家転覆扇動に当たるとされており、インターネットを利用した活動が政治的な罪とされるのは初めてという。
逮捕されたのは林海氏（30）。今年3月に連行、4月30日に逮捕され、近く上海中級人民法院（地裁）で裁判が行なわれる。
林海氏は北京航空科学技術大学を卒業後、上海で「上海正方ソフトウエア公司」を設立した。クリントン米大統領の訪中終了後、当局はインターネットを利用しての意見発表も含め、民主化要求運動への規制を強化しているという。
('98/7/29)
[Reported by yuno@impress.co.jp]