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■URL
http://www.bankamerica.com/news/news428.html
米商業銀行大手のBank of Americaは29日、VISA Internationalと共同で電子マネー実験を行なうと発表した。VISAの開発した電子マネー「VISAキャッシュ」と、これを蓄積するICカード「スマートカード」を採用。インターネットを通じて、VISAキャッシュをスマートカードにリロードできるのが特徴だ。
実験は、両社の社員数百人を対象として8月に開始される。参加者は、銀行口座にある預金から、希望額をVISAキャッシュとしてスマートカードにリロード、バーチャルモールおよび実際の店舗での買い物に利用できる。支払い分のVISAキャッシュがカードから店舗側に転送される。インターネットを通じたVISAキャッシュのやりとりには、パソコンのFDドライブに挿入する携帯型の専用リーダーを使用。リロード操作などはブラウザーから行なう。
国内でも、VISAキャッシュによる電子マネー実験がすでにいくつか実施されているが、VISAキャッシュのリロードは、銀行などに設置された専用端末で対応している。今回の実験では、インターネットを通じてどこからでもリロードできるため、将来はパソコンなどのインターネット端末が「ホームATM」にもなり得るとしている。
('98/7/30)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]