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【業界動向】

JavaOS for Business出荷開始
SunとIBMが共同開発

■URL
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9808/sunflash.980805.1.html
http://www.ibm.com/java/javaos/news/news080598.phtml

 米Sun MicrosystemsとIBMは5日、NC用JavaOSの新製品「JavaOS for Business」の出荷を開始すると発表した。両社が共同で開発を続けていたのもので、現行の「JavaOS for NC」の後継製品となる。

 JavaOS for Businessでは、システム管理が簡略化され、シンクライアントのリモート管理が可能になる。デスクトップNCだけでなく、街頭端末やチケット券売機での利用も可能だ。主な機能として、クライアントをサーバーサイドで管理するためのツールやAPI、プラットフォームに依存しないドライバー作成のためのデバイスドライバーインターフェイス、JavaBeansインターフェイスによるデバイスドライバーの管理機能などが提供される。JDK1.1.4およびWindows NTサーバー、Solarisサーバーをサポートし、多言語にも対応する。

 これに加えて、両社はOEM向け製品や開発者向け製品もリリース。独立系ベンダーのサポートプログラムも開始する。また、'99年の早い時期に、それぞれ自社のNC製品にJavaOS for Businessを搭載して出荷する計画だ。

  なお、JavaOS for Businessについては、Computer Associates、Informix Software、Lotus Development、Netscape Communications、Oracle、Sybaseなどがサポートを表明している。

('98/8/6)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp