Click Here

【集中企画】

魅惑の昆虫ワールド

 夏は自然に触れるにはもってこいの季節。小さい頃、朝早く眠い目をこすりながらカブトムシやクワガタを採りに森に足を運んだという記憶。海やプールに出かけるのもいいが、たまにはそんな忘れかけていた記憶を取り戻してみてはいかがだろう。

  1. オンライン図鑑
  2. 採り方、飼い方、標本の作り方
  3. オンラインショッピング
  4. 番外編

●オンライン図鑑

■昆虫情報発信基地
http://www.japan-net.ne.jp/~jpcat/
 昆虫愛好家のためのイエローページ。種類別、テーマ別、地域別に分類されたリンク集のほか、関連雑誌や書籍、博物館、昆虫ショップなどのリストを掲載。クワガタや、タガメなどの水生昆虫に詳しい。昆虫の人気投票を受け付け中。13日現在、1位オオクワガタ、2位タガメ、3位ヒラタクワガタとなっている。

■WNN-Nature
http://www.wnn.or.jp/wnn-n/
 NTTによる自然をテーマにしたサイト。虫のコーナーには「セミのぬけがら調査」など、貴重なデータが豊富。このほか、世界各国の珍しい昆虫の写真がたくさんある「海野和男のデジタル昆虫記」や、スカラベやオトシブミなどの興味深い生態をShockwaveムービーで楽しめる「奥本大三郎の虫眼鏡サイト」も面白い。

■日本産アリ類カラー画像データベース
http://www.dna.affrc.go.jp/htdocs/Ant.WWW/htmls/
 日本のアリに関する総合図鑑。国内に生息するアリ約250種類の資料を収めたデータベースでは、種、属、地域のほか、形の特徴からも検索できる。また、「アリ学入門」「日本のアリ'97」などの解説コーナーもあり、アリの専門家でなくとも利用価値あり。

■INSECT & PLANT
http://www.mitene.or.jp/~kakoya/
 身近に見られる虫や植物を集めたページ。「虫のコーナー」では、カブトムシや赤トンボなどを写真入りで紹介しているほか、アゲハチョウやトンボ、セミなどの羽化シーンが連続写真で見られる。コオロギ、スズムシ、マツムシ、ケラの声を収めたサウンドファイルも聞ける。

■昆虫フォーラム
http://www.nifty.ne.jp/forum/fkonchu/
 ニフティサーブの「昆虫フォーラム」のホームページ。フォーラムの概要を紹介しているほか、会員のホームページへのリンク集、オオクワガタの一生を写真で紹介したコーナーなどが用意されている。ニフティサーブに入会すれば、会議室やデータライブラリなどが利用できる。

■昆虫エクスプローラ
http://www2.justnet.ne.jp/~aakawabe/kontyu.htm
 林、野原、水辺、街かどといった生息場所別に昆虫を紹介。カブトムシ、クワガタ、チョウ、バッタなどなど、大きくて見やすい写真がたくさん。

■目的別虫リンク
http://www.tk.airnet.ne.jp/mokuzou/links.html
 「写真やイラストを見たい」「この虫について知りたい」といったように目的別に昆虫関連のページを探せるよう分類している。クワガタやカブト虫のほか蟻、蝶、とんぼ、蜂、蛍のページなど。

■Jamides
http://www02a.so-net.ne.jp/~jamides/
 東南アジアに生息するシジミチョウがメインのサイト。既知の355種を図示したオリジナルデータベース「フィリピンのシジミチョウ」や東南アジアでのシジミチョウ採集記などを掲載。東南アジアに行く虫屋のためのリンク集も用意している。


●採り方、飼い方、標本の作り方

■カブトムシ通信
http://member.nifty.ne.jp/taka-namba/Beetle/
 昨年の夏に生まれた卵から幼虫、蛹を経て、この夏成虫になるまでの1年にわたる飼育日記。土の中にいる害虫を駆除するため、電子レンジで加熱殺菌して家族にひんしゅくを買う話も掲載されていて、飼育の苦労がうかがえる。自分でカブトムシを飼う際の参考にもなるだろう。

■昆虫博物館
http://www.bekkoame.ne.jp/~kj8j-krd/
 山形県上山市に住む9歳と7歳の男の子とそのお父さんによる昆虫のホームページ。親子3人で作ったとは思えない高い完成度。実体験に基づき、クワガタの採り方や飼い方を教えてくれる。コガネムシやカナブンなど、身近な昆虫の拡大写真も参考になる。

■カブトムシ君と遊ぼう!
http://www.from.co.jp/kabuto/index.htm
 ペットボトルを利用した飼育ケースの作り方、季節ごとの手入れ方法など、カブトムシの飼育方法を紹介している。自分の育てたカブトムシの写真と体長を募集する「カブト虫コンテスト」も実施。

■HALの夢・少年広場
http://www.jah.ne.jp/~aokihal/
 カブトムシの飼い方を絵日記風に紹介。本格的に飼ってみたいという方には、飼育箱の作り方の解説もあるので参考にしてほしい。

■クワガタ博物館
http://www.cosmos.ne.jp/~oki-tc/museum-index.html
 世界のクワガタやカブトムシを紹介。滅多にお目にかかれない珍しいものもたくさんある。標本の作り方なども詳しく解説されており、「この夏、昆虫採集を」とお考えの方にオススメ。

■日本の鍬形虫
http://www.sm.rim.or.jp/~tanida/kuwagata.html
 クワガタだけではなくカミキリムシなども含む甲虫全般の情報が充実している。「電子標本箱」では世界のクワガタの写真も見られるほか、標本の作り方も解説している。

■楽しい夏休み
http://www.sing.co.jp/summer.htm
 水生昆虫(トンボ)の採集・飼育の仕方から、標本の作り方までをやさしく解説。小中学生を対象に、夏休みの自由研究や読書感想文のコンテストも実施している。締切は9月30日。

■むしむしネット
http://www.risys.co.jp/mushi/
 掲示板やチャットコーナー、会議室、メーリングリストが設置された、虫好きのためのコミュニティサイト。掲示板では国内・海外の採集情報、売買情報、飼育情報、むし自慢などが見られる。無料の会員登録を行なえば、チャットやメーリングリストに参加可能だ。無料で昆虫に関する掲示板を作ることもできる。分からないことがあったら、ここで質問してみるといいだろう。


●オンラインショッピング

■NAUTILUS
http://www2b.biglobe.ne.jp/~nautilus/
 美しい蝶やクワガタの標本を販売。価格は2,500円~13,000円。標本のほか、南米の蝶を使った掛時計や置時計も販売している。インテリアにぴったり。標本作製用具もある。

■関西 Beetle Now!
http://www.task.gr.jp/fuji/beetle/
 クワガタのオンラインショッピング。国産オオクワガタ幼虫は在庫多数(8/10現在)。菌糸カップ入りで価格1,500円だ。成虫はオス(50mm~54mm)が2,000円から。値引き交渉も可。


●番外編

■切手に見る世界の昆虫
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgk7162/stamp.htm
 世界各国の昆虫の切手が種類別・国別に整理されているので、世界的な昆虫の分布が一目瞭然。図鑑として、アートとして価値の高いサイトだ。

■蝶切手の魅力
http://www.asahi-net.or.jp/~UI8M-HGSD/buterfly/
 国別や年代順に蝶が描かれた切手が整理されている。北ボルネオの英領サラワクで1950年に発行された世界初の蝶切手など、ウンチクと華やかさで魅了してくれる。

■クワガタアルバム(素材集)
http://www.stannet.ne.jp/shinsei/kuwa/sozai.html
 クワガタをデザインした壁紙やアイコン、ボタン用などのフリー素材を掲載。「ホームページ(個人/企業)での使用は自由です」とのことなので、昆虫関係のページを作成する人は一度覗いてみよう。

■月刊クワガタ狂の大馬鹿者達!
http://www.dtinet.or.jp/~k-sugano/bakamono_web/index.html
 クワガタにイカれてしまった者達によるWebマガジン。ページを見ようとすると「この先のコンテンツにはクワガタムシ採集欲・飼育欲を刺激する画像・文章が使用されています」といった警告が出る。「クワガタ採集ギネス」のコーナーでは、死んでしまったクワガタに「猛牛院大角善士」といった戒名を付ける始末。ほかにはクワガタ川柳も絶品だ。

■新カブト虫(Volkswagen New Beetle)
http://www3.vw.com/cars/newbeetle/
 「ニュービートル」最大の特徴はやはりスタイリング。旧型のフォルムを踏襲しつつ見事に現代風にモディファイされている。エンジンは2リットルガソリンと1.9リットルディーゼルの2種。日本でのお目見えは'99年以降だ。

■ゴキブリ辞典
http://www.threeweb.ad.jp/~neat/goki/00/go00.htm
 普段は悪者扱いの「ゴキブリ」。しかし、意外にその生態については知らないことが多いので、この機会にじっくり調べてみよう。このページでは、日本で見ることのできるゴキブリ6種を写真入りで紹介しているほか、ゴキブリの歴史、分布もわかる。「チャバネゴキブリ花子の成長日記」の必見だ。

■検査のための寄生虫図鑑(※寄生虫は昆虫ではありません)
http://www.nih.go.jp/~tendo/atlas/japanese/index.html
 虫が嫌いな人でも、もしかしたら飼っているかもしれない厄介な存在なのが寄生虫だ。このページでは、それらを名称と形から検索可能。検査方法も紹介している。あくまでも専門家を対象とした内容だが、写真入りなので素人でもそれなりに楽しめる。4~10メートルにも及ぶという無鉤条虫の写真は圧巻。

('98/8/14)

[Reported by yuno@impress.co.jp / nagasawa@impress.co.jp / okiyama@impress.co.jp / Watchers]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp