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【ソフトウェア】

NetscapeのPerLDAP
オープンソース戦略とエクストラネット戦略

■URL
http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease663.html
http://www.mozilla.org/
http://www.cpan.org/

 Netscape Communications社は20日、Perlから簡単にLDAPを利用できるモジュールのソースコードを無償公開すると発表した。今月中にmozilla.orgとComprehensive Perl Archive Network(CPAN)の両サイトからダウンロードできるようにする。

 このモジュールは「PerLDAP」と呼ばれ、ディレクトリ情報を活用したWebアプリケーションをPerlを用いて記述することができるようになる。PerlはCGIに最も広く利用されている言語で、テキスト処理に威力を発揮する。

 PerLDAPの公開は、mozilla.orgで公開されることからも分かる通り、同社が今年に入り推し進めているオープンソース戦略の一環として捉えることができる。これは同社のオープンソース・コミュニティへの忠誠心の表われとして、多くのデベロッパーに歓迎されることだろう。

 その一方で、「Netscape Directory Server」を含むサーバー製品「SuiteSpot」の導入件数の増加も期待される。つまり、これは同社のエクストラネット戦略の一部でもあるわけだ。

('98/8/21)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp