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【業界動向】

米郵政省、電子郵便システム「StampMaster」のベータテストを認可

■URL
http://www.stampmaster.com/corpinfo/press/98082502.htm
http://www.usps.com/ibip/

 米国郵政省(The U.S.Postal Service)は、米StampMaster社による電子郵便システム「StampMaster」のベータテストを認可した。テストはWashington地区の居住者を対象に実施される。

 StampMasterは、専用のソフトウェアを使用してインターネット上でバーコードによる「電子切手」を購入し、普通のプリンターで封筒やハガキに印刷して使うというシステム。専用のソフトは、StampMasterのサーバーに接続し郵便料金の計算/管理などを行なうというしくみ。特別なハードウェアを設置する必要がないのが特長だ。ベータテストで徹底的に安全性、確実性を検証した後、正式にサービスを開始する。

 米郵政省では、新しい郵便システムとして「Information Based Indicia Program(IBIP)」を提唱している。これは、郵便料金情報などが記録されたバーコードを利用するシステムで、一度読みとったバーコードの情報は自動的に仕分けされ、コピーによる不正を防ぐようになっている。現在「Automated Facer Cancellor System(AFCS)」と呼ばれる専用のバーコード読みとりマシンも開発中だ。StampMasterのシステムも、このIBIPに則ったもの。

('98/8/26)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / oliver@gol.com / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp